●心療回想法について


●回想法とは

  回想法とは、過去の楽しい思い出を振り返りながら、その事を思い出すことで心の元気を取り戻し、明るく・楽しく・元気に過ごせるための療法です。心療回想法は楽しい事を中心に心療回想士がインタビュー形式で会話をしていきます。

 

 日本では、医療保険対象の精神療法として、認知症の予防・うつ病の予防に心理療法として実施されています。

 


●回想法の歴史

 1960年代にアメリカの精神科医のロバート・バトラー氏によって創設された心理療法です。

 

 主に高齢者を対象として、人生の歴史や思い出を話していただくことで、生きることに対して充実感が生まれていくことと、死に対する不安を軽減させる精神療法として、海外でも広く実践されています。

 

 日本では、医療保険対象の精神療法として、認知症の予防・うつ病の予防に心理療法として実施されています。

 

 そして最近では、うつ病の以外の精神疾患にも効果があると言われ初めています。

 


●どのような時に心療回想が使用されるか?

①高齢者の認知症の予防や認知症を軽減するため。

②医師からの余命の告知を受けた患者さんへの心のケアをする。

③うつ病などメンタルに関する疾患を経験された方にも効果があると言われてきています。

 


●心療回想法とうつ病

●うつ病のクライアントを孤独にしないことが大切

 一般的に言われていることで、家族の誰かがうつ病になると「静かに見守るようにする」ことになると思います。

 

 しかし、そのまま静かに見守る状態が続くと孤独になってしまうことがあり、回復するきっかけが無くなってしまうことになり、うつ病を長引かせることにもなりかねません。

 

 うつ病のクライアントさんのペースを見守りながら、距離間を大切にしていきたいと思います。

●扁桃体の機能不全がうつ病の原因と言われている

 うつ病の原因は、いくつか指摘されますが、そのなかでも神経伝達物質であるセロトニンと言われており、脳の一部である扁桃体の機能不全が原因とも考えられています。

 

 扁桃体は快感脳とも呼ばれていて、分泌されるドーパミンは「快感」を起こさせます。うつ病はこのドーパミンの分泌が停滞することによって生じる病気とも言われています。

 

 人間は、扁桃体からドーパミンを出せることで、楽しく生きることができるのではないでしょうか。

 

 ※しかし、ドーパミンは麻薬と同じで快感性・習慣性がとても強いので、薬として使用することはできないのです。

 

●心療回想法でドーパミンを分泌させる

 心療回想法は、楽しかった思い出を出すことでドーパミンの分泌が促されることを利用したのが、日本回想療法学会すすめている心療回想法なのです。


回想法について詳しい内容はこちらをご覧ください。

内閣総理大臣認証法人 日本回想療法学会


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